育児陸上2020
2020年が終わろうとしています。今年の大まかな流れは下記のとおりです。
1月 ハーフ71分47秒(PB)
2月 フル2時間33分(PB)
3月-4月 故障
5月-6月 リハビリ
☆☆娘爆誕☆☆
7月-9月 ジョグのみ
10月-11月 ポイント再開
12月 5000m16分10秒
前回ブログ更新以降、陸上に関しては低空飛行な1年でした(家庭的には娘が誕生したのでその逆)。2月のフル翌週、jogを再開したところ腸脛靭帯が崩壊していることが発覚しました。世間より一足早く緊急○態宣言が出されていたわけです。3,4,5月はやれてjogのみ。ポイント練を再開し始めた初夏に娘がお生まれになりました。初めての育児で陸上のことをあれこれ考える余裕もなさそうだったので、 3ヶ月は思い切ってjogだけにしました。一応週1回、夜娘が寝てる時を狙ってlong jogを取り入れ、15kmでヘタっていた体をなんとかキロヨン30kmを余裕をもって走れる水準に戻しました。
10月からはLT走を再開し(6.2km,3:22-28/km)、11月はVO2maxを入れ(1200m×3-5,3:10-15/km)、何度か記録会に出るも16:10で2020は散ることとなりました。おそらくこのままあと1ヶ月くらい粘れば15分台を狙える程度にはなる気がしますが、そもそも公認トラックが無さそうなのと、ロードレースも中止が続いて大会への募金のような状態になってしまっているので、VO2max等の仕上げ練はここで一旦一区切りとし、4月のトラックシーズン再開まで冬み...冬季練習期間としたいと思います。
2年前、陸上を6年ぶりに再開した頃にはすでに夫婦で子どもを考えており、「小さな子どもがいたら走る時間なんてなくなるだろうから今のうちに走っておこう」という気持ちでした。残された時間は1年半くらいだと思っていたので、最短ルートで高校時代から不動の自己ベストを更新しようと考え、コストパフォーマンスを重視した練習を心がけました。
しかし段々と1年半では思った以上に満足できる結果が出せないと悟りだし、コストパフォーマンスの方向性が「子どもが生まれるまでに急いでベストを出す」から「子供が生まれてからも家庭円満でランニングを続ける」に変わっていきました。
結局7月に娘が爆誕した後もしれっとランニングを続けられています。そ、そういう意味では5000m16分切れなくたって、つ続けられているだけで御の字でしょう。
心がけた点としては、
①子どもが寝ている間に練習
②練習からなるべく早く帰ってくる(Door to Door 60-70分目標)
③(特に休日は)同じ時間分、妻にも自由時間を過ごしてもらう
④常に嫁氏の顔色をチェック
の4点です。今のところ多分家庭円満だと勝手に思ってます。
しかし全く油断はできません。子どもの手のかかり具合は刻一刻と変化しており、嫁氏の育休明けも近づいています。人生を豊かにするための趣味で家庭を壊すのは本末転倒です。特に④番を意識し「私は趣味をやっているのではない、やらせていただいているんだ」というテーマで2021年もやっていこうと思います。
春の腸脛の故障は、急いで速くなろうとした2019年の無理がたたったものだと思いますが、これが今年の低調の諸悪の根元だと思います。今後は急いで速くなろうとはせず、37歳のベルリンマラソンで一旦ピークを持って来れるよう、怪我せず細々と続けていきます。40歳までの体力の衰えは都市伝説だと思ってます。
なお育児の大変さは本当に人それぞれだとあることを申し添えいたします。幸い今は娘が21時頃に寝てくれるので走る時間を確保できていますが、これは娘と嫁のおかげそのものであり僕の実力ではありません。
p.s.
2020年の目標はランニングコストの縮減(34.5万→17.5万,△17万)でしたが、合計8.4万円で約26.1万円の縮減に成功し、見事目標を達成しました。
気づき→金はかけたらかけただけ楽しい